【和太鼓・3つ打ち】テンポよく早く打つためのコツやポイントを伝授!

初心者編

和太鼓の「3つ打ち」、速くテンポよく打つのって難しいですよね。

でも、ちょっとしたコツをつかむだけで、驚くほどスムーズに叩けるようになります!

本記事では、初心者さんでも楽しく練習できるポイントや、疲れにくくリズムをキープしやすいフォームの工夫をわかりやすくご紹介します。

和太鼓がもっと楽しくなるヒントがいっぱいなので、ぜひ気軽に読んでみてくださいね!

3つ打ちは、私にはとても難しかったです

今はなんとかできているかな、、という感じです

3つ打ちをテンポよく打つためのポイント!

3つ打ちをテンポよく、そして早く打ち込めたら、いいなぁと初心者の方は考えたりしますよね。

簡単そうで難しい3つ打ちをマスターできるように頑張っていきましょう!

     

3つ打ちってどんなリズム?

3つ打ちを楽譜で表すと次のようになります。

読み方もいろいろありますね。

  • ドンドコ ドンドコ
  • サントコ サントコ
  • ドンツコ ドンツコ
  • タンタカ タンタカ  などなど、、

ちなみに、私が所属するチームでは、『サントコ サントコ』と表現していますので、その読み方で進めていきたいと思います。

手の動きは、

『右右左 右右左』

この3つ打ちのリズムは、和太鼓をやる人にとっては本当になじみ深いもので、頻繁に出てくるリズムになります。

なんですが、初心者にとっては一番苦戦するリズムじゃないかなと感じています。

実際に私も全然できなくて、最初の1小節2小節はできても、ずっと繰り返し続けることが本当に難しいのです。

繰り返して打っているうちに途中で何がなんだかわからなくなってしまって、くちゃくちゃになってしまっていました。

今でも調子が悪いとリズムがくるって、「だめだなー」なんて感じることもしばしば、、。

簡単なリズムなんですが、右手と左手の動きがうまくかみ合わないとすぐにくずれたりしちゃいますね。

今回は、そんな簡単そうで実は難しいリズム『3つ打ち(サントコサントコ)』を気持ちよく軽快に打つためのポイントやコツをお伝えしていきたいと思います。

いつも言っていますが、あくまで私が学んできた方法になりますので、参考にしていただければ嬉しいです。

       

バチの握り方

手の握りで早く打つために最もよくないとされるのが、力を入れてギュッとしっかりバチを握ってしまうグー握りです。

やさしいグー握りにしましょう。

基本的には、親指と人差し指でバチを固定して、この2本の指でバチがコントロールできるくらいに持っていきましょう。

手の平とバチの間に少し遊びの空間があるような、手の内に余裕空間が作れているといいですね。

バチの握りがマスターできていれば、早いリズムが最小の力で打てるようになってきます。

バチの握りは大切ですので、身につけていきたいですね。

そして、太鼓を打つ瞬間に自分の手の甲が見えるような打ち方をすることも大切です。

そうすることによって、手首の動きが最大限に生かせる思います。

             

バチは優しいグー握りで
 ・親指と人差し指でバチを支える感じで手とバチの間に空間をつくる
 ・打つ瞬間は、手の甲が上になるように

            

<バチの握り方は、和太鼓の基本動作としても紹介していますので、参考にしてください!>

   ↓↓↓↓↓↓↓↓

      

手首を使って打つ

曲によっては、音の大きさをそろえる時もあるとは思いますが、

3つ打ちの3つの音は、同じ大きさで打つ必要はありません

テンポよく軽快に打つのであれば、『サンコ サンコ(右左 右左)』のにあたる音は、

軽く、バチの跳ね返りの力と手首の動きで打ってしまいましょう。

右の2回目の音は打つ・たたくのイメージではなく、

1回目の右打ちの後の太鼓面からのバチの跳ね返りの力を利用して軽く打つイメージですね。

その時に重要になるのが、最初にお話ししたバチの握り方です。

親指と人差し指で支え、バチと手の平のゆとりの空間を生かして、手首の動きを利用して打ちましょう。

スピードが上がるとますます、その動きが重要になってきますね。

がっちりバチを握っているとうまく打てないと思いますので、

最初はゆっくりでいいので、何度も練習してみましょう。

          

『サンコ サンコ(右左 右左)』のにあたる音
 ・バチの跳ね返りの力を利用して軽く打つ
 ・手首の動きを利用

              

   

左手でリズムを調整する 間をとる

最後に『サント サント(右右 右右)』の左手の部分についてです。

左手は、3つ打ち『サントコ』の最後の『コ』にあたる部分になりますね。

この左手の音が一定のテンポを保つのに有効になります。

バチのストロークに気を付けながら、一定のスピードで打っていきましょう。

きれいに腕を上げて、右手の動きが早くなってきても左手で間を保ちながら、打っていくといいと思います。

曲によっては、もちろんスピードは変化していくとは思いますが、

最初の練習段階では、左手のスピードは一定にしてバチのストロークも大きく安定した動きを保てるようにしましょう。

右手に惑わされないように、きっちりしっかり打っていきたいですね。

3つ打ちでは、リズムが狂いがちになるので、左手できっちりリズムを刻んでいくことが大切です。

『サントコ サントコ』をたたくときは、左手を意識してやっていきましょう。

          

『サント サント(右右 右右)』の左手
 ・一定のスピード・リズムで、間を考えながら打つ
 ・バチのストロークも右手より大きく、安定した動きにする

               

      

練習方法

最初はゆっくりと打ちながら、慣れてきたらスピードを上げていきましょう。

その時に、肘が前後に動いてしまう人がいます。

歩いたり走ったりしている感じの腕(肘)の動きになっている感じです。

その動きになると、スピードが上がってくるとうまく打てなくなってしまいます。

前後ではなく、肘は上下に動くように意識するといいですね。

慣れてきたら、左手から始めて打ってみるのもいい練習になると思います。

『サントコ サントコ』(右右左 右右左

   ↓↓↓

『サントコ サントコ』(左左右 左左右

右手から8回したら、左手から8回する、、を 何回か繰り返して練習すると、利き手じゃない方の強化にもつながっていいと思います。

色々工夫して練習していけるといいですね!

                 

<左手の音を大きくするためのポイントは、こちらで紹介していますので、参考にしてください>

   ↓↓↓↓↓↓↓↓

                 

まとめ

簡単そうで、案外難しい、和太鼓の3つ打ち。

いろいろな曲に登場するので、がんばってマスターしていきましょう。

締太鼓で速いスピードで打てたら、とても気持ちがいいです。

ゆっくり確実に練習していきたいですね。

楽しく練習して、軽やかな3つ打ちを目指しましょう!

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