【高速クロス打ち】マスターするためのポイント6選!!

チャレンジ!編

和太鼓の『高速クロス打ち』をマスターするためには、いくつかの重要なポイントがあります。

そのポイントを理解し、練習・実践することで、技術を向上させていきましょう。

今回は、『高速クロス打ち』をマスターするためのキーとなるポイントを6つにまとめてみました。

かっこよく、スピード感いっぱいのクロス打ちを魅せる力をつけていきましょう。

余裕の高速打ちができるようになるといいですね。

  

高速クロス打ちにチャンジする前に

チームや曲によっていろいろな基本となる打ち方があるかと思いますが、

私が習ってきた『高速クロス打ち』の大事なポイントを紹介していきたいと思います。

今回は、クロス打ちの基礎はわかっています!的な感じで進めていきます。

クロス打ち初心者の方は、下記の記事を先に読んでみてくださいね。

<クロス打ちの基礎はこちらをチェック!!>

   ↓↓↓↓↓

【必見!】クロス打ちをきれいに見せるための極意を伝授 !!
今回は、和太鼓を始めた人ならいつかやってみたいと思っているであろう、クロス打ちについてお話していきたいと思います。 かっこいいですもんね。 「クロス打ちをきれいに見せるための極意を伝授!」と題して 初心者向け・クロス打ちの基礎を紹介していき...

  

【高速クロス打ち】気を付けたいのはココ!

高速クロス打ちといえば、かっこよく高い技術を披露するパーフォーマンス的なイメージが強いと思います。

和太鼓初心者には、なかなかむずかしいとは思いますが、基礎を学んだうえで少しずつ練習していいきましょう。

まずは、高速打ちが初めて、、、という方が陥りがちなところからチェックしていきます。

  

見た目をかっこよく

まず、見た目をかっこよくするために最初に気を付けたいことを2つ紹介。

 両脇は閉めすぎない!
 両手首は離す!

クロス打ちするときに、『早く打ちたい!』という気持ちが強すぎて、脇を閉めすぎて腕をあまり使わず手首だけで打ってしまっている人を多く見かけます。

早く打つためには脇を閉めることも必要になるのですが、過剰に閉めすぎると姿勢も硬く、小さくなり、見た目もよくありません。

ですので、ある程度は広げて余裕を持ち、スタンスをひろげましょう。

脇を閉めすぎない、、につながるのですが、

両手首もくっつかないように注意です。

早く打ちたいがために、腕の動きも手首の動きも小さくなり、両手首がくっつきすぎのようになって、小さい演奏になってしまいがちです。

見た目をよくするためにも、両脇を閉めすぎず、両手首も離して、早打ちといえど、キチンと丁寧に打っていきましょう!

  

音・打ち方

次に注目していただきたいのが、打ち方ですね。

 音の粒をきちんと打つ!
★ バチが太鼓面をかするだけ、、はNG!

『早く打ちたい!』という気持ちが強いために、どうしてもバチの太鼓面への当たり方が弱くなってしまうんですね。

クロス打ちは基本的に太鼓面に斜めに入る形になるので、油断すると太鼓面をかすっていくだけ、、になってしまいます。

かすっていくだけになるといい音は出ません。

きちんと音を出す!という意識をもって太鼓を叩いてください。

斜めから入って流れるように横に流すのではなく、きちんと打って斜め上にバチをあげていく意識を持ってほしいです。

そして、一つ一つ太鼓の音の粒を立たせることは、とても大切!です。

  

【高速クロス打ち】の動きのルールはコレ!

次に、高速打ちをするときの腕や体の動きについて解説していきます。

ルール通りに実践すると、案外うまくいきますよ。

はっきりしたルールがあると

分かりやすいですね

腕の動きはコレでぶつからない!

クロス打ちで複雑?になってくるのが、太鼓を行き来する腕の動きです。

腕が交差するのは自分と太鼓の間の空間になるのですが、その時の動きは一定のルールで動かしていきましょう。

★ エリア分けをしよう!
★ 右手は上を通り、左手は下を通る
★ 右手も左手も最短距離で動く

つまり、右手は自分と太鼓の空間の上側左手は自分と太鼓の空間の下側を行き来するということです。

常に、右手は左手の上を通って太鼓間移動することになります。

そしてその太鼓間の移動距離は、短い方が移動時間が短くなりますね。

バチを高く上げずに移動していきましょう。

くれぐれも各太鼓面の中心を打つことは忘れないでください。

太鼓面の端を叩いているといい音が出なくなってしまいます。
  

この動きがマスターできれば、スピードが上がっても、腕がぶつかることなく、スムーズに打ち続けられると思います。

事故も起こらず、スマートにきれいに演奏できるようになりますね。

  

体の動きはコレでクロス打ち!

最後ですが、体の使い方です。

★ 基本的に体はほぼ動かさないで打つ

基礎編のところでは、体を使って動きをつけ、大きく見せたり、変化を楽しむことができますよ、、とお話ししましたが、高速打ちではそれは必要ありません。

というか、体を動かしていると高速打ちがうまくできなり、よっぽどうまくないと見た目も悪くなると思われます。

中には、腕の動きに体が知らず知らずについていってしまう人がいるかと思います。

そういう方は、要注意です。

自身の動きを鏡に映してみたり、動画撮影してチェックすることで、改善していきましょう。

体の中心(芯)は保って、両脇は閉めすぎず、規則性を持った腕の動きで、高速打ちができると見た目もきれいになり、スピードアップにつながります。

ニコニコしながら、余裕をもって『高速クロス打ち』を披露できると気持ちいいはずです。

パーフォーマンスとしての『高速クロス打ち』、ぜひ習得したいですね!!

余裕感たっぷりの演奏は

見ている側も安心できます!

  

【高速クロス打ち】大切にしたいポイント6選

上記の内容をまとめると次の6つのポイントになります。

  1.  両脇を閉めすぎない
  2.  両手首はくっつかないで離す
  3.  音の粒をきちんと立たせる
  4.  右手と左手の移動線をエリア分けする
  5.  太鼓移動は最短距離で!
  6.  体はほぼ動かさないで、芯を保つ

このポイントを気にしながら、練習していってくださいね。

  

私がやって効果があった練習を紹介

大切にしたいポイントを抑えたところで、実際の練習を見ていきましょう。

  

確実にリズムを刻むために

鏡に映して練習したり、動画をとってチェックしたりすることは大切な練習の要素です。

それに加えて、正しいリズムを確実に刻めるようになるために、メトロノームを使って練習することをおすすめします。

もちろん最初はゆっくりで、だんだん早くしていく流れでOKです。

ゆっくりペースを保つのもとても難しいのですが、

早打ちを一定のリズム・速さで打ち続けるのも難しいです。

メトロノームがあるときちんと刻んでくれるので、気づきになって便利です。

私は、自身のスマホに内蔵されたメトロノーム機能を使っています。

和太鼓の練習には、メトロノームが必須

といっていいくらいですね

  

自宅で簡単筋トレ

早打ちするのための筋肉を鍛える簡単な方法を紹介しておきます。

自宅での隙間時間に取り組んでみてはいかがでしょうか。

  1. バチを持たずに両手を前に伸ばします
  2. そのまま、交互に両腕を広げたりクロスさせたりする

この運動を高速で50回、できれば2セット、やってみてください。

やってみると、途中で腕が下がってきたりして結構きついですが、効果的なトレーニングになると思います。

  

まとめ

『高速クロス打ち』、マスターできそうですか。

チームや曲のアレンジによっては、今回お話したポイントと違う場合があるかと思いますが、臨機応変に対応していってほしいと思います。

私自身も先生から、

太鼓の打ち方に正解はない、、と教えられています。

今回の解説が参考になったと思う方は、ぜひ取り入れて実践していってください。

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