【超重要】撥(バチ)選び。初心者にはコレがおすすめ!

初心者編

こんにちは。

和太鼓を始めるにあたって、太鼓などは教室やチームにあるものを使うことになると思いますが、

ほとんどの場合、撥(バチ)は、自分に合ったものを購入して使うことになると思います。

じゃあ、太鼓に使う撥ってどう選べばいいの?? と思う方も多いはず。

今回は、初心者に向けて「和太鼓のバチ選び方」についてお話ししていこうと思います。

自分に合った撥が手に入ると

早く太鼓を叩きたくなって

わくわくしてきますよ。

撥の素材を知っておこう!

撥の素材が知りたい

撥の太さはだいたい直径1.8cm~4cm、長さはだいたい30cm~55cmほどです。

現在は、太鼓演奏のパーフォーマンスとして撥を使うこともあるので、もっと細いもの、もっと太いもの、そして長さもいろいろあるようです。
  

素材は樫、メイプル、檜、ホオなどで作られています。

そして、樫→メイプル→檜→ホオの順番で硬さが柔らかくなります。

素材特徴演奏
樫(カシ)硬くて重い、力強く迫力のある音大太鼓や長胴太鼓。力強い演奏
メイプルやや軽くて柔軟、繊細なタッチ締太鼓や小太鼓。繊細な演奏
檜(ヒノキ)軽い、香りがよい、クラシカルな音、柔らかい伝統的な演奏、古典的な曲
ホオやや軽くて柔らかい、やさしい音初心者や子供向き。やさしい音色

ソフトでやわらかい音を出したいときは、やわらかく太めの撥

シャープで切れのいい音を出したいときは、硬くて少し細めの撥、を選ぶことが多いですね。
 

上記の表にも記載しましたが、

ホオ製のバチはまぁまぁ軽くてやわらかいので、初心者や子どもにも扱いやすくなっています。

やわらかな打音でやさしい音色を出すことができます。

また、手になじみやすいので長い時間の練習でも疲れにくいですね。

ただ、太鼓のフチ打ちなどをすると、柔らかすぎて撥がへこんだりして消耗が早いです💦

私は最初はホオ製のバチを買いました。

扱いやすいので、今でも使ったりしています

  

撥の素材による注意点

次に、撥の素材を選ぶ時の注意や知っておいてほしいことをお話しします。

初心者向きとされる、柔らかくて軽い撥はたくさん打てば打つほど消耗が激しくなります。

ということは、買替えが硬いバチよりはちょっと多くなったりしますね。

反対に、硬くて重い撥は太鼓にかなり負担がかかっていきます。

重くて硬いので太鼓の消耗が激しくなっていくんですね。

撥選びもなかなか奥が深いですね。

それから、買ったばかりの撥はどうしても滑りやすくっているので、
一度水で濡らしてみるとか、持つところにテーピングしておくとかすると、
握りやすくなると思います。

・硬くて重い撥は、太鼓に負担がかかる
・柔らかくて軽い撥は、撥自体の消耗が激しい
・最初は、撥を握る場所にテーピングするとよい

    

撥を自分で選んでみよう!

和太鼓を演奏するとどんな撥(バチ)を使うかはとても大切です。

撥は太鼓の音色や打感に大きな影響を与えるため、初心者の方は自分に合ったものを選んでいきましょう。
  

叩く太鼓に合わせた撥選び

和太鼓の演奏では、太鼓の種類に合わせた撥を選ぶことも大切です。

おおまかな太鼓別のおすすめの撥の素材などを表にまとめてみました。

太鼓の種類おすすめの素材特徴
長胴太鼓カシ重くて硬く力強い音
深みのある響きが出せる
締太鼓メイプル軽くて柔軟性あり
繊細なタッチが可能
太鼓の高音域の音色が出せる
桶胴太鼓ヒノキ軽くて、伝統的な音色
大太鼓ヒノキ軽さと耐久性あり
響きがあり、深い音が出せる
小太鼓ホオ軽量で扱いやすい
繊細な演奏が可能

  

長胴太鼓

太鼓を始めたばかりの方は、まず長胴太鼓を叩くところから入るパターンが多いと思います。

上の表で見ると、おすすめはカシ製の重くて硬い撥になっていますが、

最初はやはりちょっと重いと感じ、疲れてしまいます。

初心者の方には不向きかなと思います。


 まず、初心者に人気なのが、檜(ヒノキ)製の撥です。

初心者に扱いやすい素材で、軽く柔らかい素材になっており、伸びやかな響きを出せます。
 

また私が好きなホオ製の撥もおすすめです。

軽すぎるわけではなく、撥に芯がスーッと通っている感じがします。

慣れてくると強い音も出せるようになるし、特に折れやすいわけではないです。
  

他には、初心者向けとして

少し重さのあるメイプル製の撥もよく使われているようです。

力を抜いて打つための練習として、撥に重量があるとその重さを利用して太鼓を打つという感覚が身に付くという理由です。

なるほど、、です。

撥の素材選びも難しく、迷いますね、、。

  

締太鼓

長胴太鼓に続き、初心者になじみの深い太鼓が締太鼓になると思います。

締太鼓を打つときは、先端に向けて細くなっている「テーパーバチ」という撥を使うことが多いです。

先端が細くなっている分、細かいリズム打ちなどを演奏するのにぴったりなんですね。

ヒノキやホオ素材で、自分の手に合った「テーパーバチ」を持っていると便利で安心ですね。

私が所属するチームでは、

締太鼓用バチ=テーパーバチ

という感じで、使っています。

  

自分の体格に合わせた撥選び

使用する太鼓がわかったら、自分自身の体格に合った撥を選んでいきましょう。

身長や手の大きさ、腕の長さ(肘から手までの長さ)などを基準に撥を考えてみるといいですね。

実際に握ってみて、撥の重さや長さ、そして撥を振ったときの感触などを自身で体験してみることをオススメします。
    

撥の太さ

撥の太さは細いもので直径2cmほど、太いものだと直径4cmくらいになります。

自分に合った撥の太さを図る手段として、

自分の手で輪っかを作ったときの太さよりも細いものを選びましょう、という基準です。

それより太い撥を選んでしまうと撥を振ったときに撥が抜けてしまったりします。

さらには、打つ力を撥先に伝えることが難しくなったりします。

最初は、撥を軽く握って手と撥の間に少し空間ができるくらいの太さがおすすめです。

直径2.5cm~3cmくらいの太さの撥が扱いやすいでしょう。

程よい太さで握りやすく、太鼓を叩きやすいと思います。

  

撥の長さ

撥の長さは、30cm〰55cmくらいの範囲で様々な長さがあります。

その中から自分に合った長さを選ぶ基準としてよく言われるのが、

「自分の肘から指先までの長さ」です。

私の所属するチームでもこの基準を採用していましたので、最初は自身のその長さの撥を選んでいます。

和太鼓を続けていくうちに、素材を含め

自分に合う撥が見つかっていくと思います

    

初心者におすすめの撥はコレ!

撥選びについていろいろ話してきましたが、

これから和太鼓を始める初心者には実際のところどれがいいか、、、

まとめていきましょう。

初心者が叩く太鼓としては、長胴太鼓が多いと思うので、それを前提に考えていきます。

まず、樫(カシ)の撥は硬く重めで、力強い音が出せます。
しかし初心者にはやや扱いが難しいかもしれません。
中上級者向きといえるかも。

メイプルの撥は比較的柔らかく、音が丸みを帯びた優しい響きになります。
少々重いですが、初心者でも扱いやすく、音の調整もしやすいでしょう。

檜(ヒノキ)の撥は中間的な硬さで、力強さと柔らかさのバランスが良好です。
軽くて初心者にも扱いやすく、幅広い表現ができます。

ホオの撥も軽く、繊細な音が出せます。
しかし初心者には力強さに欠ける可能性があります。
  

以上を踏まえると、初心者におすすめなのは檜(ヒノキ)の撥だと思われます。 
  

もちろん、年齢や体格、自身の好みもあるかと思いますが、

檜(ヒノキ)の撥なら間違いがなさそうです。

力強さと柔らかさのバランスが良く、扱いやすいため、初心者の方にぴったりだと考えます。

価格も2000円台~4000円台で購入できます。
  

初めての撥選びの参考にしていただければと思います。
  

まとめ

撥の選び方としては、太鼓の種類、自分の体格、演奏スタイルなどを総合的に考えて決めるのがよいことがわかりました。

お店に出向いて、実際に触ったり、振ってみたりして、自分に合った撥を見つけることをおすすめします。

さらには、習熟度に合わせて、使う撥を変えていっていろいろな撥を使ってみるというのもいいですね。

どんどん和太鼓の世界を広げていきたいですね。

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