「三宅太鼓」にチャレンジ!基本的な打ち方と練習方法を伝授!

チャレンジ!編

三宅太鼓は、その力強い音とダイナミックな動きで、多くの人を魅了しています。

和太鼓初心者の方も「いつか叩いてみたい」と思っている人も多いはず。

そこで、基本的なリズムや打ち方、そのフォームや姿勢、練習方法などを具体的に紹介することによって、初心者でも楽しく練習できるように進めていきます。

「三宅太鼓」にチャレンジ!ですね!

三宅太鼓、楽しいですよ!

三宅太鼓とは?

三宅太鼓は、日本の伝統的な太鼓のスタイルの一つ。

東京都の三宅島に起源を持っています。

この太鼓は、地域のお祭りや神事で演奏されることが多く、特に力強くリズミカルな打ち方が特徴です。

その独特な音と、ダイナミックな演奏スタイルで、観ているだけでワクワクさせてくれる三宅太鼓が、私もすごく気に入っています。

地響きするような音に驚き、そして太鼓を打つ演者の体全体の動きも美しく、観ていて本当に飽きないんです。

三宅太鼓の歴史

三宅太鼓は、三宅島の神社の祭礼で奉納される太鼓の演奏として始まりました。

この祭りは古くから続くもので、神々への感謝と祈りを込めて太鼓を打ち鳴らす、、というものです。

特に、海上の安全や豊漁を祈る意味合いが強く、地域の生活と深く結びついていたようです。

1980年代には、和太鼓の第一人者である田耕(でんこう)氏によって舞台演奏として広められ、全国的に有名になっていきます。

それ以来、三宅太鼓はプロの太鼓グループのレパートリーにも取り入れられ、国内外で高く評価されているんです。

私が所属するチームにも三宅太鼓の曲があって、メンバーの間でとても人気があります。

メンバーが選ぶ好きな曲ベスト3には、いつも入っている感じですね。

叩く側からみても三宅太鼓は、とても魅力的ということが言えそうです。

  

三宅太鼓の特徴

三宅太鼓の最大の特徴は、身体全体を使った迫力ある打ち方です。

うちのチームでは「横打ち」と言っていますが、

台の上に太鼓を横に寝かせて太鼓の面が上向きではなく、横向きになるスタイルで太鼓を打ちます。

打つ時は低い姿勢で太鼓の面に向かい、腰をしっかりと落としながらバチを振り下ろします。

このフォームはとても体力を使いますが、全身を使うことで力強い音が生まれるので、かなり面白いです。

リズムはシンプルながらも独特の反復性があり、演奏者同士がリズムを共有しながら演奏するという楽しさがあります。

また、三宅太鼓の演奏は、しばしば複数人で行い、交互に打ち合うスタイルがよく見られます。

その場合、チームワークもとても重要となってきますね。

うちのチームでも、同じフレーズを順番に交代しながら打つ練習をしたりしています。

その練習は、先生が終わりの合図をするまで、永遠に(?)に続くのです。

たいへんですが、メンバー全員が汗を流しながら、がんばっています。

メンバー同士で順番に打っていくと

とても楽しく一体感が生まれてきます!

https://www.asano.jp/

三宅太鼓の練習をしていきましょう!

三宅太鼓は、全身を使ってダイナミックに演奏する日本の伝統的な太鼓のスタイル。

その特徴的な打ち方をマスターするためには、正しい姿勢やリズムを意識しながら、繰り返し練習することが大切ですね。

ここでは、初心者の方でも分かりやすいように、三宅太鼓の打ち方をステップごとに詳しく紹介していきます。

いつもお伝えしていますが、ご紹介する内容は私が学んできた練習になりますので、絶対にこれがよいというものではありません。

それぞれに合わせて、参考にしていただければ、、と思います。

  

準備するもの

三宅太鼓を練習するためには、いくつかの道具が必要になってきます。

まずは、基本的な準備を整えていきましょう。

・太鼓
・バチ
・動きやすい服装(滑りにくい靴)

太鼓
特別な太鼓でなく、通常の和太鼓を使用

ちなみに三宅太鼓という太鼓はないです。
  

バチ】
長さが40~50cm程度、太さが3~4cm程度の木製バチを使用することが多い

初心者は少し軽めのバチから始めるのがオススメ
  

動きやすい服装
太鼓演奏は全身を使うため、動きやすいスポーツウェアや柔軟性のある服装

靴は滑りにくいものがいいです

  

打つ前に知っておきたい基本の姿勢

三宅太鼓の演奏は、低い姿勢から力強く打ち込むのが特徴です。

正しい姿勢を取ることで、安定感のある演奏ができるようになります。

・足の位置
・腰を落とす

   

ステップ1: 足の位置

  • 足を肩幅より少し広めに開き、太鼓の側面に向かって立ちます。
  • つま先やや外向きにし、両足しっかりと地面に付くようにしましょう。

    これによって、重心が安定し、体全体を使って打つ準備が整います。
      
      

ステップ2: 腰を落とす

  • 膝を軽く曲げ、腰を少し落とします。

    三宅太鼓の特徴は、低い姿勢で打つことにあります。

    この低い姿勢をキープすることで、力強い打撃が可能になります。
      
  • 体幹をしっかり保ち、上半身がぶれないように意識しましょう。

この体勢キープがキツイ!キツイ!

バチを持って構える

正しいバチの持ち方と構え方は、力強い音を出すために重要です。

リラックスした握り方を心掛け、手首を柔軟に使いましょう。 

・バチの握り方
・構え方

  

ステップ1: バチを握る

  • バチは、手のひらで握るのではなく、親指と人差し指を中心に軽く包み込むように握ります。

    握りすぎると、動きが硬くなり音に響きが出ません。
      
  • 指先でバチを軽く支えるイメージで、柔軟に動かせるように握りましょう。
      
      

ステップ2: 構え方

  • バチを左右の手に持ち、両腕を太鼓の上でリラックスさせます。
       
  • バチは、太鼓の表に対してほぼ水平に構え、肩や腕の力を抜いて構えましょう。

基本的な打ち方のステップ

1 バチを振りかぶる
2 バチを振り下ろす
3 リズムに合わせて打つ

  

ステップ1: 振りかぶる

  • 打ち始める前に、バチを頭上に振りかぶります。

    この時、腕だけでなく体全体を使うように意識しましょう。

    肩や背中、腰も一緒に動かし、バチを振り上げる動作を行います。
      
  • バチを振り上げる時は、力を入れすぎず、リラックスした動きでスムーズに振り上げることがポイントです。
      
      

ステップ2: バチを振り下ろす

  • バチを振り上げたら、その勢いを使って一気に振り下ろします。

    振り下ろす際には、腕だけでなく、腰や足の動きも連動させて、全身の力を使うようにします。
      
  • 振り下ろす瞬間に、しっかりと膝を曲げて腰を落とし、バチを太鼓の表面に強く打ち付けます。

    この「全身を使って打つ」という感覚が、三宅太鼓の大きな特徴となります。
      
  • 最初のうちは太鼓の面の中心を目指して、バチが垂直に当たるように打ちましょう。

    気持ちよく、より大きな音を出すことができます。
      
     

ステップ3: リズムに合わせて打つ

  • 三宅太鼓の基本リズムは「ドン・ドン・ドコ・ドン」という4拍子です。

    このリズムを意識しながら、バチを振り下ろしていきます。
      
  • リズムに乗ることで、体が自然と動きやすくなり、打つ動作もスムーズになります。

    最初はゆっくりとしたテンポでリズムを刻み、慣れてきたら徐々にテンポを上げるといいですね。

  

打ち方のコツとポイント

三宅太鼓をうまく打つためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。

以下に、初心者が覚えておくべきコツを紹介しておきますね。

・全身を使う
・呼吸とリズムを合わせる
・音の響きを意識する

  

コツ1: 全身を使おう

三宅太鼓は腕だけでなく、全身を使って打つことが大切です。

特に腰や足の動きが重要で、これにより力強い音を出すことができます。

打つたびに、腰を落とし、足でしっかりと地面を踏みしめる感覚を持ちましょう。
  

コツ2: 呼吸とリズムを合わせよう

太鼓を打つ際に、呼吸を意識することも大切です。

息を吐きながらバチを振り下ろすことで、リズムに乗りやすくなります。

呼吸が乱れるとリズムも崩れやすいので、必ず深呼吸をしてリラックスした状態で演奏していきましょう。

  

コツ3: 音の響きを意識しよう

打つだけでなく、太鼓の音の響きにも注意を払いましょう。

音が詰まったり、響きが弱くなる場合は、打つ位置や力加減を調整する必要があります。

打つ場所を変えることで、音の高さや響きも変わるので、色々な打ち方を試してみてください。

  

初心者によくある失敗と対策

つまり、私がよくやってしまった失敗例を紹介していきます (;’∀’)

失敗例1: バチを強く握りすぎる

気合が入ってくると、ついついバチを強く握ってしまいがちです。

バチを強く握りすぎると、腕が疲れやすくなり、リズムが崩れやすくなってしまいます。

また、音にも響きがなくなってしまうんです。

リラックスしてバチを軽く握ることが大切です。

気づいたら、深呼吸するといいかもしれません。
  

失敗例2: 腰が高くなる

疲れてくると、低い姿勢を保てなくなり、どうしても腰高になってしまいます。

演奏中に腰が高くなると、力が分散してしまい、強い音を出すことが難しくなっていきます。

常に低い姿勢を意識し、腰を落として打つようにしましょう。

日頃、スクワットなどのトレーニングが必要になってきそうですね。
  

失敗例3: リズムが不安定になる

特に初心者は、リズムがずれやすい傾向にあるように感じます。

メトロノームを使って一定のテンポで練習するか、グループでリズムを合わせる練習を繰り返すことで、リズム感を養っていきましょうね。

 

参加可能なイベントやワークショップ

初心者が三宅太鼓を学ぶためには、ワークショップやイベントに参加することも大切だと思います。

インターネットで探してみてください。

いろいろな地域で和太鼓の体験教室が開催されていて、初心者でも気軽に参加できますよ。

自分のチーム以外の人からのアドバイスをいただいくこともあり、新しい気づきになるかもしれません。

これらのワークショップでは、基本的な打ち方やリズムを学べるだけでなく、

他の参加者との交流も楽しむことができ、和太鼓仲間の輪が広がっていくよさもありますね。 

リラックスして、打っていきましょう!

三宅太鼓は、単なる体力勝負ではありません。

演奏中の集中力やリラックスした精神状態も重要です。

プレッシャーを感じず、自分のリズムに集中することが、上達への近道です。

演奏に集中することで、自然と体がリズムを覚え、音に気持ちがこもります。

また、リラックスした状態で演奏するために、呼吸を意識することも大切です。

深呼吸をして、心を落ち着かせてから打つと、より安定したリズムが刻めるようになります。

  

まとめ

三宅太鼓の打ち方は、シンプルな動作の中にも深い技術が詰まっています。

全身を使った打ち方と、リズムを意識した演奏が基本です。

正しい姿勢とフォームを心掛け、繰り返し練習することで、誰でも力強い演奏ができるようになります。

三宅太鼓の打ち方を習得することで、そのダイナミックな演奏を自身でも楽しめるようになると思います。

ワンランク上のステージに行けたかなと思えるかもしれません。

ぜひ、三宅太鼓の魅力を体感し、その独特なリズムと共に楽しんでみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました