締太鼓は日本の伝統的な楽器で、その深い音色とリズミカルなビートは多くの人に愛されています。
プロの方の演奏を見ていると、カッコイイなと思ってしまいます。
そこで、「締太鼓」でいい音を出すには、どうしたらいいか、、、そんなコツがあったら知りたいですね。
私も和太鼓を始めた頃は、手が思うように動かず、バチを持つ手の感覚がうまくつかめなかったり、
太鼓面にあたった後のバチの跳ね返りが大きくてその処理?にとまどったりしていました。
そんな私ですが、今では締太鼓をたたくのが楽しくて仕方ありません。
今回は、そんな経験をもとにして得た、
初心者でもカッコよく打てるようになるためのコツをいくつかご紹介していきます。
ぜひ参考にして、素敵な音を奏でてみてください!
澄んだ音が出る締太鼓。
カッコよくたたきたいですね!
「締太鼓」良い音を出すために必要なこと!そのコツは?
締太鼓でいい音を出すためにはどんなことが必要でしょうか。
今回は、私が所属するチームでよく言われるポイントを中心にお話していきます。
うちとはちょっと違うわ、、というところがあるかもしれませんが、
興味がある方は、参考にしていただけると嬉しいです!
さっそくいってみましょう!
ここで紹介するのは、次の3項目です。
- 手の構え方
- バチの持ち方
- フォームの重要性
ひとつひとつ、詳しく説明していきます。
手の構え方
手の構えには、押さえておくべき2つの大事なポイントがあります
2. 手の甲が上になるようにする
- 手首を寝かせないこと:
手首が下がらないように気をつけて、バチの先が手首よりも下に来るように構えましょう。
手首が寝てしまうと、コントロールが難しくなり、綺麗な音が出にくくなりますよ。
手首が寝ると面にバチが当たる面積が広がってしまったり、コントロールがしづらくなるので、いい音がでににくくなります。
- 手の甲の向き:
自分の視界に手の甲がしっかり見えるように位置を保つことが重要です。
外側に巻き込まないように注意してください。
分かりづらい方は、バチを離して手で直接太鼓を打つ動きを想像してください。
手で打つ時とバチを持った時の手の甲の角度はほぼ同じです。
締太鼓でいい音を出すためには、手の構え方が非常に重要になってきます。
手はリラックスして自然な位置に保ち、太鼓の中心を意識することも大切です。
この構えが、音の響きや力強さに大きく影響します。
上記2つのポイントを意識して、締太鼓を打っていきましょう。
バチのおさめ方
締太鼓は、打った後のバチの跳ね方がほかの太鼓より格段に強いです。
バチの跳ね返りがとても強いので、これをうまく扱うことがカギになってきます。
力み過ぎず、自然にバチをコントロールするのがコツですね。
力を抜きつつ、打つ瞬間には「キュッ」と手の内側を軽く握るイメージを持ちましょう。
もしおさめていないと、音がぼやけてしまいますが、しっかりおさめることで「パリッ」とした素敵な音が鳴ります。
バチをきちんと持つこともが必要ですが、力を入れすぎないように注意が必要ですね。
そして打つ瞬間に「キュッ」と軽く握ることにより、クリアで力強い音を出すことができますよ。
フォームについて
締太鼓を打つ時に、フォームが崩れがちです。
フォームが崩れると、バチの先が外側を向いてしまって、美しさを欠いてしまいます。
肘からバチの先までを三角形の形に保ちながら、打つことで、フォームが美しく整い、良い音が出やすくなります。
3つめは、全体のフォームの重要性です。
良い音を出すためには、体全体のバランスが整っていることが不可欠です。
足の位置を安定させ、腰をしっかりと落とし、肩の力を抜くことで、自然な動きが生まれます。
このフォームが、打撃の力を効率よく伝えるために必要不可欠です。
さらに、肘からバチの先までを三角形の形に保ちながら打つ、その規則正しい動きを身に着けると
フォームが整い、澄んだ良い音がだせるようになります。
これらのポイントを意識することで、締太鼓の響きがより美しく、力強くなります。
練習を重ねることで、これらの要素を身につけていきましょう。
3つのコツ
締太鼓の打ち方についての3つのポイントを振り返ってみましょう:
- 手首を寝かせない
- バチの跳ね返りをしっかりおさめる
- 三角形を意識した美しいフォーム
締太鼓はどのチームでも使用されることが多い太鼓なので、ぜひ練習を重ねて、素晴らしい音を目指していきましょう!
リズムに乗ってカッコよく打つために!初心者に必要なことは?
前項の3つのコツを踏まえ、カッコよく打つためには、楽しそうに打つことも大切です。
余裕を持った演奏ができれば、カッコよく見えるものです。
少し間違えてもよいのです。
間違えても、いつでもきちんと軌道修正する力があれば怖くありません。
そこで、初心者でも楽しく打つためのポイントを簡単にまとめていきます。
難しくないので、ぜひ参考にしてください!
基本を学ぶ
姿勢と持ち方
- 姿勢:
背筋を伸ばしてリラックスし、足を肩幅に開きましょう。
安定した立ち方が大切です。
- バチの持ち方:
バチは親指と人差し指で軽く持ち、中指や小指で支えます。
正しく持つことで、良い音が出やすくなります。
打ち方
- 打面を意識:
打面の中心を狙って打つと、きれいな音が出ます。
いろいろな位置を試して、音の違いを楽しんでみましょう。
リズムを感じる
メトロノームを使う
- リズムの練習:
メトロノームを使って、一定のリズムで練習します。
まずは遅いテンポから始め、徐々に速くしていきましょう。
手拍子や足拍子
- 体でリズムを感じる:
手拍子や足拍子を使ってリズム感を養います。
体を動かしながら練習すると、もっと楽しくなります。
チームメンバーで横一列に並び、規則正しく体を左右に揺らせて締太鼓を打っている場面を見ることがあります。
見ている人も楽しいですが、演奏している側はもっと楽しんでいるんです。
体を使ってリズムを表現するのは、とても楽しいこと!と実感できます。
曲に合わせて演奏する
好きな曲を選ぶ
- お気に入りの曲:
自分の好きな曲に合わせて演奏すると、楽しさが増します。
最初は簡単なリズムの曲から始めてみましょう。
フレーズを分けて練習
- 部分練習:
難しい部分は小さく分けて練習し、少しずつ通して演奏できるようにしましょう。
好きな曲だとやる気も出ますので、どんどん上達していくと思います。
私自身も気に入った曲があると少しリズムが難しくても、何度も練習してリズミカルに打てるようになりたいと思って練習にも気合が入ります。
そういう流れで、上達していけると思います。
締太鼓の練習パターンを知りたい方は、コチラ!
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表現力を高める
音の強弱を意識
- ダイナミクス:
音の強さや優しさを意識して、メリハリのある演奏を心がけます。
強く打つところと優しく打つところを使い分けてみましょう。
感情を込めて打つ
- 自分の気持ちを表現:
演奏する時は、自分の感情を込めて打つことが大切です。
楽しさを感じながら演奏すると、より魅力的になります。
仲間と一緒に演奏する
グループでの練習
- 友達と一緒に:
友人や仲間と一緒に練習すると、モチベーションが上がります。
みんなでリズムを合わせる楽しさを体験しましょう。
イベントに参加
- 演奏の機会を持つ:
地域のイベントや発表会に参加すると、実際に演奏する機会が増え、楽しくなります。
私のチームでも、地域のイベントや老人施設などで演奏する機会が度々あります。
「失敗してもいいよ、みんながカバーしていくから、、」というスタンスで、初心者の方も出演する機会を設け、演奏しています。
お客さんの前で演奏すると、自信につながりますし、もっとうまくなろうという気持ちも生まれてきます。
恥ずかしがらずに、どんどんイベント参加していってほしいなと思います。
楽しく余裕をもって打つために
締太鼓をリズムに乗って楽しく打つためには、基本を学び、リズムを感じ、好きな曲に合わせて演奏し、表現力を高めることが大切です。
また、仲間と一緒に演奏することで、もっと楽しめます。
これらを意識して、締太鼓の楽しさをぜひ体験してみてください!
最後に
締太鼓で良い音を出すためには、3つのポイントがありました。
手の構え方、バチの持ち方、三角形のフォームです。
練習をするときは、いつも注意を向けていきたいですね。
初心者でも、基本を意識して練習を重ねることで、次第に力強く、心地よい音を奏でることができます。
また、叩く面や音色にも気を配り、自分なりの「カッコよさ」を追求していきましょう。
焦らず、楽しみながら練習を続けることが上達への近道です。
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