【和太鼓】左手の音を大きくするために必要なコト4選

中級者編

こんにちは。

和太鼓を初めて、ある程度リズムが打てるようになってくると、

左手(反利き手)の音がどうしても弱くなってしまっている、、、

左手も右手も同じような打音を出したい!

と、思う人も多いと思います。

今回は、そんな悩みを解決するために

左手(反利き手)の打音を強く・大きくするために私が気を付けていることを紹介していきたいと思います。

今回は、利き手を右手、反利き手を左手

というパターンで説明していきますね

左手を打音を強くするのがよい理由

和太鼓を始めたばかりの方の中には、

左手が苦手!
左手で大きな音が出ない!
細かいリズムが入ってくると左手がうまく動かずについていけなくなる

なんて思っている人は結構たくさんいると思います。
  

実は、私もその一人です。

いつも右手主導で叩いているため、左手の音がボンヤリするというかキレがないというか、モヤッとした音になってるなと感じていました。

細かいリズム打ちをやり始めるとそのダメダメ感が顕著に現れてきます。
  

スピードに左手がついていけなくて、右手の打つタイミングに影響したり、右手の打音を含め全体の演奏にキレがなくなってしまいます。

左手がきちんと打てないと、リズムが狂い、ちょっと下手に聞こえる可能性も出てきます。

少し大げさですが、右手の実力を左手が邪魔をする、奪っていく、感じになる気がします。
  

つまり、右手がどんどん上達しても左手のレベルがついていかないと、太鼓演奏のレベルが上がっていかないということになってしまうんですね。

そこで、いつもは右手が主役ですが、今回は左手を主役にして考えていくことにしましょう。
  

   

筋力トレーニングは必要なの?

実は、筋力トレーニングは特に必要ありません

プロ奏者のステージを見ていると、すごく鍛えているなと思われる身体をされていることが多いですが、初心者が目指す、左手の音をよくするという目的のためにわざわざ筋力アップをする必要はないのです。

左手(反利き手)を鍛えるための練習ポイントをきちんと押さえていけば、だいじょうぶです。

安心してゆっくり練習していきましょう。

  

  

左手の打音を強く大きくするためのポイントや練習法

左手の打音をよくするためには、右手のマネができればいいんです。

太鼓を叩く時にいつも右手主導で思考していたのを、左手主導で思考してみるということをやってみましょう。

そうすれば、左手と右手の音量や動きがそろい、どちらも主役になれ、太鼓の演奏レベルがそろって上達していくことになります。

そのために必要なことをこれから具体的に紹介していこうと思います。

  

自身が太鼓を叩く姿を客観的にみる

まずは、鏡を見ながら練習したり、自身が太鼓を叩いてる姿を動画で撮影してみてみるということをしてみましょう。

客観的にみることによって、右手と左手の腕の動きの違いがわかります。

腕の上がり方や肘を落とすタイミング、そしてスピードなどが明らかに左右の手で違ってきていると思います。

フォームの改善をして、左手も右手と同じ動きができるように注意にしながら練習していきましょう。

気にするだけでも、

動きや音は違ってきますよ。

  

  

両手で同時に打つ練習をする

最初にやってほしいことは、両手を使って同時に太鼓を叩くということです。

これは両手を同時に動かすことで、右手と同じように左手を動かすイメージがつきやすくなると思います。

まさしく右手のマネをすることにつながり、左右同じ高さから同じスピードで太鼓の面を叩くことができるということです。

左右対称の動きがすぐさまできますね。

両手を同時に動かすことによって、お手本となる右手(利き手)の動作と同じような動きを左手(反利き手)もしやすくなという考え方です。

このように、まずは簡単なリズムを両手で同時に叩く練習がおすすめです。

左右同時に4分音符を何回か叩いたら、8分音符、16分音符などを組み込んでいくといいですね。

上記楽譜では、音階は考えません。
 リズムと手順(R:右手で打つ/L:左手で打つ/RL:両手で打つ)に留意してください

※和太鼓の楽譜の読み方はコチラ!

   ↓↓↓

和太鼓の楽譜を読むコツは?30分で覚えるマル秘テクニックを紹介!
こんにちは。 和太鼓を演奏する際、楽譜ってあるのでしょうか。 和太鼓初心者にとっては、気になるところですね。 今回は、和太鼓の楽譜について説明していきたいと思います。 「和太鼓の楽譜を読むコツ」が見えてくると思います。 早速、始めていきまし...

   

同じリズムを右手から打つ、左手から打つを繰り返してみる

次にやってほしいトレーニングは、同じリズムを右手から始めて打つ、次は左から始めて打つを繰り返し練習することです。

同じリズムを右手ばかりで打つ、そして次は左手ばかりで打ってみる、、というのもいいでしょう。

普段は右手からアクセントをつけて打っていたリズムを、左手から打つことによって、左手のときにアクセントをつけることになります。
   

右手から打つときは、右手が主役。

左手から打つときは、左手が主役
    

実は、この練習は簡単そうで、結構難しいのです。

普段右手から打っているリズムを左手から打とうとするだけで、左手の弱さを実感できます。

うまくリズムが取れなくて、グダグダになったりします。
  

最初はゆっくりやっていきましょう

でも、左右どちらからのスタートでも、同じスピードで同じリズムが奏でられるようになると

なんだか自分の演奏がステップアップしたような気分になり、

和太鼓の練習がさらに楽しく感じられます。


前項二つの練習を組み合わせて練習してみる

両手同時に動かした感覚を活かして、交互に打つ練習になります。

両手打ち → 右から始めて打つ → 両手打ち → 左から始めて打つ

いっしょに叩く時もあれば、右手主導のときもあり、左手主導のときもあるわけです。

この切り替えが、左手を鍛えることにつながります。

この練習を繰り返すことによって、左手のレベルを右手のレベルまで上げてくることができるということですね。
  

このように左手を鍛えることによって、ぼんやりしているなと感じていた左手の音が、だんだんキレのある音に変わってくると思います。

左手も右手と同じように主役になれる!ということです。

   

【初心者向け】 私のおすすめ!左手の音を強く大きくする練習法4選

☆ 鏡を見ながらの練習がおススメ!
  ない場合は、時々動画を撮影してもらい、左右の手の動きをチェック。
  フォーム改善に役立てる

☆ いろいろなリズムを両手打ちしてみる

☆ 右手から打ち始めるいつものリズムを、左手から打ち始めてみる

☆ 両手打ち → 右から打ち始める → 両手打ち → 左から打ち始める
を繰り返しやってみる

このように、通常、右手主導で打っているリズムを、両手主導や左手主導に変えて太鼓を打っていると自然に左手の動きがよくなり、いつの間にか右手と同じ動き・音の大きさ・強さがついてくると思います。
  

もちろん、教室やチームによっていろいろな方法があると思います。

が、私はこの練習法が簡単にできるので初心者には、オススメ!と思っています。

実際に太鼓がなくても手だけでイメトレしても効果があると思います。
 

いつもサブ的なポジションの左手を、時々はメインポジションにおいて練習してみましょう!!
  

  

まとめ

左手を「意識した」「主導にした」練習って、普段の練習ではあまりやる機会がないと思います。

ですが、時々あるいは定期的に「今日は左手を強化するぞ!」という意識を持って練習に臨む日をつくるといいですね。

練習前の基礎打ちや基礎練習のときに自分なりに取り入れていけるとさらにいいかもです。

利き手が左手の方は、

いつもメインで使っていない方の手を左手と置き換えてください

楽器が使えない時は上記の事をイメトレ、または練習パッドで練習しても構わないと思います。

私自身もそうですが、左手の強化をして、左右の手を一緒にレベルアップしていきたいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました